失敗しないゲーミングマウスパッド選び方を解説します。
ゲーミングマウスパッドを選ぶポイントは、以下の4つです。
- スピードタイプとコントロールタイプ
- 表面の素材
- 適正なサイズ
- 適正な厚さ
スピードタイプとコントロールタイプ
ゲーミングマウスパッドのタイプは、大きく分けて2つあります。
スピードタイプとコントロールタイプです。
どのゲーミングマウスパッドがどのタイプに分類されているかは、この資料をご覧ください。
スピードタイプ
スピードタイプのマウスパッドは、摩擦がかかりにくいのが特徴です。
スピードタイプのメリットは、マウスを滑らかに動かせること。
スムーズなマウス操作を得意としています。
反対に、マウスを狙った位置でピタッと止めるのは苦手です。
- Apex Legends
- Battlefield
- Call of Duty
- Fortnite
などの、追いエイムが重要なゲームにおすすめ。
もちろん、MOBAやMMOでも問題なく使えます。
コントロールタイプ
コントロールタイプのマウスパッドは、摩擦がかかりやすいのが特徴です。
コントロールタイプのメリットは、マウスをピタッと止めることに特化していること。
使いこなせば、プロのようなキレッキレのフリックショットができるようになります。
反対に、マウスをスムーズに動かすのは苦手です。
- Counter-Strike: Global Offensive
- Valorant
などの、ヘッドショットが重要なゲームにおすすめ。
MOBAやMMOなどには、スピードタイプのほうがよいでしょう。
表面の素材
ゲーミングマウスパッドの素材は、大きく分けて2つあります。
ソフト素材(布)とハード素材(プラスチック、ガラス、金属)です。
ソフト素材(布)
表面が布でできたゲーミングマウスパッドは『ソフトタイプ』と呼ばれます。
ゲーミングマウスパッドのほとんどは、ソフトタイプです。
最大のメリットは、スピードタイプからコントロールタイプまで幅広い選択肢があること。
マウスソールが摩耗しづらいのも、ソフトタイプのメリットです。
ソフトタイプのデメリットは、ハードタイプに比べて耐久性が低く、掃除が面倒なところ。
耐久性が低いと言っても、平均すると12ヶ月前後なので、あまり問題ではありません。
表面が布でできているソフトタイプは、皮脂汚れやほこりが付きやすいです。
ほこりはブラシでとれますが、皮脂汚れは洗う以外の選択肢はなし。
中には、表面がコーティングされていて洗えないゲーミングマウスパッドもあります。
表面がコーティングされていているかどうかは、こちらの資料をご覧ください。
ソフトタイプのゲーミングマウスパッドは、選択肢が多く万人向けです。
こだわりがない限り、ソフトタイプをおすすめします。
ハード素材(プラスチック、ガラス、金属)
表面がプラスチック、ガラス、金属でできているゲーミングマウスパッドは『ハードタイプ』と呼ばれます。
ハードタイプのメリットは、圧倒的な耐久性と掃除のしやすさ。
ハードタイプのマウスパッドの寿命は、2年以上です。
また、皮脂汚れやほこりが付いても、ウェットティッシュで拭くだけできれいになります。
ハード素材の最大のデメリットは、スピードタイプに限定されること。
コントロールタイプのハードマウスパッドもありますが、あくまでもスピードタイプの中でのコントロールタイプです。
ゲーミングマウスパッドという枠組みの中では、スピードタイプに変わりありません。
また、マウスソールが摩耗しやすく、頻繁にマウスソールの交換が必要になります。
マウスを滑らせたときの「シャーッ」という音が鳴るところも、好みが分かれる点です。
ハードタイプのゲーミングマウスパッドは、癖が強いじゃじゃ馬。
よほどのこだわりがない限り、ソフトタイプをおすすめします。
サイズ
ゲーミングマウスパッドのサイズは、大きく分けて4つあります。
- Sサイズ
- Mサイズ
- Lサイズ
- XLサイズ
それぞれ特徴があるので、プレイスタイルに合わせて選んでください。
Sサイズ
横25cm x 縦21cm(サイズは一例)くらいのゲーミングマウスパッドは、Sサイズに分類されます。
Sサイズのマウスパッドは、ゲーミング用としては小さすぎ。
マウスを大きく動かす必要のない高感度のプレイヤーには、大きさに余裕のあるMサイズがおすすめです。
Mサイズ
横32cm x 縦27cm(サイズは一例)くらいのゲーミングマウスパッドは、Mサイズに分類されます。
マウスを大きく動かす必要のない高感度のプレイヤーには、大きさに余裕のあるMサイズがおすすめです。
Lサイズ
横45cm x 縦40cm(サイズは一例)くらいのゲーミングマウスパッドは、Lサイズに分類されます。
マウスを大きく動かす低感度のプレイヤーにおすすめ。
高感度と低感度の間に位置する中感度のプレイヤーも、Lサイズがおすすめです。
XLサイズ
横90cm x 縦30cm(サイズは一例)くらいのゲーミングマウスパッドは、XLサイズに分類されます。
XLサイズのゲーミングマウスパッドには、
- キーボードが乗せられる
- 机に傷がつかない
- 机が汚れない
- タイピングの振動を軽減する
などのメリットがありますが、価格が高く、掃除が大変です。
個人的には、あまりおすすめできません。
厚さ
ゲーミングマウスパッドの厚さは、大きく分けて3つあります。
- 薄い
- 標準
- 厚い
厚さは、操作性に影響する要素です。
プレイスタイルに合わせて選んでください。
薄い
厚さが1㍉~2㍉までのゲーミングマウスパッドは、薄いに分類されます。
マウスが沈み込まないので、滑りが均一になる点がメリットです。
デメリットは、マウスにブレーキをかけにくい点。
ピタッと止めることを重視するなら、薄いマウスパッドはさけてください。
標準
厚さが3㍉~3.5㍉までのゲーミングマウスパッドは、標準に分類されます。
薄いマウスパッドと厚いマウスパッドの中間の性質です。
まずは3㍉~3.5㍉のマウスパッドを買い、好みを確かめてみてください。
厚い
厚さが4㍉~6㍉のゲーミングマウスパッドは、厚いに分類されます。
マウスが沈み込むことによるブレーキ性能が特徴です。
反対に、滑りの均一性はありません。
薄いマウスパッドの正反対の性質だと考えてください。
マウスを狙った位置でピタッと止めたいなら、厚いマウスパッドがおすすめです。