【初心者向け】マニアが教える失敗しないゲーミングヘッドセットの選び方

3 min
マニアが教える失敗しないゲーミングヘッドセットの選び方

ゲーミングヘッドセットの失敗しない選び方について解説します。

ぜひ、初めてのゲーミングヘッドセット選びにお役立てください。

重さは300g未満がベスト

ゲーミングヘッドセットの重さは、300g未満がベストです。

長い時間着けることを考えると、300g以上のヘッドセットは重すぎます。

重たいヘッドセットを選んだからとて、ゲームの成績が上がる訳ではありません。

重たいヘッドセットを使い続けても、ただ頭と首が痛くなるだけです。

長時間プレイが当たり前の生活をしているのであれば、ヘッドセットの重さは300g未満をおすすめします。

「有線」と「無線」はどちらでも良い

ゲーミングヘッドセットにおける「有線」と「無線」は、ゲームの成績に大きな影響は与えません。

コスパの高さを重視するのであれば、有線のゲーミングヘッドセットがおすすめです。

ケーブルが邪魔だと感じるのであれば、無線のゲーミングヘッドセットをおすすめします。

無線は有線よりも割高になるため、無線代にお金を払う価値があるのかを自問自答しましょう。

そのケーブルは本当に邪魔?

ゲーミングヘッドセットにおいて、ケーブルの邪魔度合いはどのくらいでしょうか。

ポケットに出し入れするスマホとは違い、PCやCS機は置き場所が決まっています。

プレイ環境によっては、無線によるメリットを受けられないかもしれません。

この記事を書いている僕は、長いこと有線派です。

一時期、無線のヘッドホンを使っていた時期があります。

しかし、無線のメリットである「快適さ」を実感したことはほとんどありません。

無線のメリットをはっきりと実感したのは、ヘッドホンを着けたままトイレに行ったときです。

椅子に座ってゲームをプレイしていると、ケーブルの存在は意識から消え去ります。

ケーブルの存在を意識していない自分に気づいたため、有線のヘッドセットに戻しました。

無線のヘッドセットを買うときは、ご自身のプレイ環境をもう一度よく考えてみてください。

無線代にお金を払ったとして、無線のメリットを得られるプレイ環境でしょうか。

「バーチャルサラウンド」は必要なし

ゲーミングヘッドセットにおいて、バーチャルサラウンド(5.1chや7.1ch)は必要ありません。

バーチャルサラウンドを使わなくとも、音が鳴っている方向は十分に判別できます。

「バーチャルサラウンドで音の方向が分かる!」という謳い文句は、ただのマーケティングだと思ってください。

バーチャルサラウンドが鳴らしている音は、ステレオ音源を加工したものです。

ステレオ音源を加工しているため、音質の低下は避けられません。

バーチャルサラウンドで再生される音は、ステレオ音源に比べてぼやける傾向があります。

「鳴った音を瞬時に聞き分ける」という観点では、バーチャルサラウンドは邪魔な存在です。

臨場感を求めるのであれば、バーチャルサラウンドにお金を払っても価値は得られるでしょう。

臨場感を求めないのであれば、バーチャルサラウンドで得られるメリットはほとんどありません。

低音域は強すぎてもダメ

臨場感を求めないのであれば、過度な低音は邪魔な存在です。

低音域が強調されていると、爆発音のような余計な音が強調されます。

爆発音が強調されると、裏で鳴っている足音やリロード音が聞こえません。

臨場感を求めないのであれば、低音が強調されたゲーミングヘッドセットは避けましょう。

ゲーミングヘッドセットを選ぶときは、必ず実物に触れてください。

低音が強調されているか否かは、再生してみないと分かりません。

気の利いた店舗では、実際に音を聞ける環境が用意されています。

失敗を避けるためには、多少の交通費は尊い犠牲です。

イヤホンという選択肢もあり

眼鏡をかけているのであれば、イヤホンという選択肢もあります。

眼鏡とゲーミングヘッドセットの相性は、はっきり言って最悪です。

イヤーパッドが眼鏡のテンプルを圧迫するため、ストレスでしかありません。

圧迫感が気になるのであれば、ヘッドセットよりもイヤホンを選びましょう。

この記事を書いている僕は、イヤホンを使ってFPSをプレイしています。

ヘッドセットからイヤホンに移行しても、聞こえる音に大きな違いはありませんでした。

ヘッドセットからイヤホンに移行するデメリットは、マイクの有無です。

ボイスチャットをするときは、イヤホン+外付けマイクで対応しています。

置き場所やUSBポートに余裕があるPCでは、外付けマイクでも問題ありません。

イヤホン+外付けマイクで問題となるのは、CS機やスマホの場合です。

CS機やスマホでは、マイク置き場やUSBポートに制限があります。

外付けマイクを置けない(付けられない)場合は、マイク付きのイヤホンを買わなければなりません。

しかし、ゲーム向きのマイク付きイヤホンは、ラインナップが少ないです。

好みのマイク付きイヤホンが手に入らない場合は、以下の選択肢があります。

  • 諦めてヘッドセットを使う
  • コンタクトレンズを使う
  • いっそのことPCを買う

選び方のポイントを押さえて失敗を避けよう

ゲーミングヘッドセットの失敗しない選び方を解説しました。

ゲーミングデバイスは、数千円を超える高い買い物です。

選び方をポイントを押さえて、失敗を避けましょう。

ゲーミングヘッドセットを選ぶときは、以下の5つを意識してください。

  1. 重さは300g未満がベスト
  2. コスパなら「有線」快適さなら「無線」
  3. 「バーチャルサラウンド」は必要ない
  4. 低音域は強すぎてもダメ
  5. メガネ民にはイヤホンがおすすめ
JIN

JIN

こじらせデバイスマニア。
FPSとアクションが好き。
ゲーミングPC初心者に向けたPCの解説、ゲーミングデバイスの解説・レビュー、ハマっているゲームの攻略を発信中。

FOLLOW

カテゴリー: